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オーダーについて
***サイズオーダー と セミオーダー 、フルオーダー
どれがどんな人に向いているか知っている?? *******
こんにちは。
チョコプラの「香水」のMV再現をYouTubeでみて IKKOさんの絵面のうるささに一人で爆笑している和智です。
おもしろすぎて 藤原に見せたのに、ぜんぜん反応してくれない。( 一一)
めっちゃおもしろいのに。。。。。。
実は詳しくはないけど 漫才とかお笑い大好きです。(^^♪
さて、本日はこの「オーダー」という枠をひとくくりにしてしまうと、ドレス迷子になっちゃうよ、、、というお話しです。
「価格に対しての違い」を中心にお話ししていきます。
ウェディングドレスを探し始めてみると、オーダーのウェディングドレスショップが検索でひっかかってきませんか?それも「えっ(/・ω・)/ こんな価格で?レンタル価格で見た1着50万の金額は何??」と ビックリされる方も多いと思います。
〇サイズオーダー とは
”既存のドレスとまったく同じデザインとパターンで、その人の身体に一番近いサイズを注文する”
です。
5号・7号・9号・11号・・・・・という既存のサイズで発注します。
更にそこから微調整のお直し代がかかるか、かからないかはそれぞれのドレスショップの違いです。
このサイズオーダーというのは、デザイン・パターン・生地の確保も全て整っており 新しいものを生み出す作業がありません。サイズ違いのドレスを新しく1枚作るということなので、3つのオーダーの中では生産する国を選べばびっくりするお安めの価格でウェディングドレスが販売されていたりします。
価格の違いは縫製する国 で 価格に幅が出ています。
予算は3つの中では比較的手が届きやすい価格ですが、ノーブランドなのかブランドなのかでドレスショップによって価格に大きな開きがありますが、たいていのドレスショップで可能です。
着たいドレスのデザインやブランドはあるけど、レンタルに抵抗がある方にはおすすめです。
また、新しいドレスが良いけど 頭の中でイメージすることが不得意な方は 既存でデザインが確定されているものから選ぶことがおすすめです。
注意点としては、自分のサイズに近いサイズでサイズオーダーするドレスを試着することがおすすめです。
もう1つは身長に対してのトップスの調整は基本的には不可です。
例えばご身長が168cmで7号のサイズ感だったとしましょう。
スカートの丈は調整できますが、トップスの長さ(身丈)の変更ができません。
7号の平均身長は158cm~160cm程です。
8cm身長差があればウェストから肩までの距離はほんの数cmですが違います。
お洋服を選んだ時を思い出してください。ワンピースがハイウェストになってしまったことはありませんか?この現象がウェディングドレスでも起こってしまいます。
基本的にスカートの丈で着丈を調整します。
余談ですが以前ご試着にご来店された花嫁様は既に他店でドレスをサイズオーダーで購入されていました。
実際、仕上がってきた時にイメージと違ったということ。
お話しをうかがったところ試着は2サイズ大きいものを試着し、自分のサイズで作ったら違うラインになってしまって納得がいかない とのことでした。
お洋服とは違って、身体にフィットさせて着るウェディングドレスです。
サイズ感で変わってくるデザインのイメージには注意してご試着されてください。
〇セミオーダー とは
”既存のドレスデザインは変えず、自分のサイズでオーダーが可能だったり部分的なカスタムができたり というふうに、数あるパターンを組合せられる” というものです。
簡単に言えば「サイズオーダー + ちょっと変更可能」ということです。
基本のパターンがトップスとスカートがあり、袖をつけたりバックリボンをつけたり素材を変更できたりとショップによって様々ですが、パターンを引き直すことはぜずに変更できる範囲のデザイン変更です。
既存のデザインを組み合わせることで、自由度も高いですがドレスショップのコーディネイト力も必要不可欠です。しっかりドレスショップのコーディネーターさんともコミュニケーションをとってドレスを組み立てていきましょう。
いろいろ試着してみたけど、この分が無ければいいのに、、、
ここに袖があれば完璧なのに、、、、
とパーツ部分にこだわりのある方におすすめです。
注意点は「サイズオーダー」と同じ身長に対しての縦のサイズ感です。
こちらも同様 仮縫い という作業が無いので、注文してから仕上がりまで制作途中に変更はできません。
上記で記載した通り、全体の着丈はスカートの丈で行いますのでこの部分が同様に注意点となります。
〇フルオーダー とは
”素材・デザイン・サイズ 全てが自分のイメージで制作できる。 ” というものです。
※以下は国内縫製のフルオーダーを定義としてお話しいたします。
工程は
デザインの確定・生地の選択→ファーストパターン制作→仮縫い(生地・デザインの確定)→パターン修正→縫製→仕上がり確認→微調整→仕上がり
すごく面倒、、、と思った方もいると思います。(^-^;
オレンジの字の部分だけ花嫁さまが立ち合うところなので、来店回数はレンタルと変わらない3回~4回。
工程も多く、携わる人の手も多い為、費用は3つの中で一番高いです。
サイズオーダー・セミオーダーとの違いは「その人の為だけのパターンを制作する」です。
良い点は、とにかく自由!
でも自由って難しいんですよね。制限された中にある自由の方が人は動きやすいのだと感じています。
ウェディングドレスを作れるには2択です。
①デザイナーとして活躍している人にドレスを依頼(制限のある自由)
②ウェディングドレスの縫製ができる人に依頼(制限の無い自由)
似ているようで似ていません。(^-^;
これ、、、難しいんです。
「デザイナー」として活動している方には、既に得意とするデザインや好みがあります。
「私の作るドレスが好きなら、注文してね、その先は私のデザインをベースにあなたの意志を尊重するわ。」です。
②の後者は花嫁様のドレスイメージを自分で固める必要があります。
「どんなドレスが作りたいの?」です。
もちろん、縫製上でのデザインのありなしは助言いただけますが、デザインや工夫の知識は縫製する人それぞれです。
価格は①より②のほうがすこしお手頃です。
デザイナー料金が含まれていませんしね。
家で言うなら 建築デザイナーか大工さんか 的な感じ。たぶん。
ただ、どちらにオーダー依頼をするにしても 「想像できる人」におすすめです。
全てを想像する必要があります。
もちろんイメージを描きやすくするためのお手伝いをしっかりさせていただきます。
フルオーダーをやっているドレスショップが何でも作れるわけではありません。
参考イメージはインポートのウェディングドレス画像が100%に近い確率で手渡されます。
国内のレンタル商品もインポートもオートクチュールもデザイナーやクチュリエ(仕立てる人)を近くで見て、私が思う事は
「フルオーダーはシンプルなドレスを好む人に一番適している」
ということです。
レースや装飾を使わないシンプルでスッキリとしたドレスは、レンタルでなかなか見つけ出すことができません。
国内ブランドからは見つけることは90%に近い確率で無理です。
お洋服に近いデザインのものはアトリエ系であります。意外に国内アトリエ系デザイナーは安くはありません。
装飾のないシンプルなウェディングドレスが国内に入ってくるインポートでようやく見つかる、、、でも目が飛び出るぐらい高いのです。
フルオーダーの価格は無限です。。。。
やりたいこと、使いたい素材 全部詰め込むと誰もが「予算」に行き詰まります。
せっかくのフルオーダーなのに、予算を落とすため パーツを減らしボリュームを一回り小さくしてランクの低いレースを使う。。。。高い商品選びをして予算で妥協するというのは良い選択とは言い難い。
装飾が多いドレスは絶対にレンタルがお得。
イメージはないけどシンプルがとにかく大好きで、ドレスらしさは必要という花嫁さま。
イメージが固まっている花嫁さま。
フルオーダーするそれぞれの理由(例えばレンタルのサイズ感が合わない身長など)が明確な花嫁さま。
こんな方たちにはフルオーダーがおすすめです。
どうしてこの形が日本では難しいのか、お見積金額がどうすれば現実的な額になるのか、予算の中でできることは何か、花嫁さま自身の本当のこだわり部分は何か、、、デメリットとメリットを分かりやすく伝え、花嫁さまの好みを分析ししていきます。
オーダー相談の際 ここまで書いたものを説明し、デザインに落とし込んで花嫁様のイメージに近づけるお仕事をしているのがデザイナーでもなく、クチュリエ(仕立てる人)でもない私が コーディネイトしています。
余談ですが、実は私は元々ブライダルヘアメイクを行っていた技術者です。
このウェディングドレスのショップを立ち上げる時に、提携手数料の大きさやウェディング業界の仕組みをほとんど知らず15年前にドレスショップを立ち上げています。
ウェディング業界に浸かっていなかったので、今でも一般的な感覚、お客様の立場の目線は持ち合わせているつもりです。
レンタルを長く行う中、ご紹介いただいたご縁でフルオーダーをVerdeで取り扱うことを5年ほど前より始め、ウェディングドレスの制作過程でたくさんのことを学ばさせていただきました。
私の興味で学んだものの中から、それぞれの花嫁さまにそれぞれに必要な情報をお伝えしたいのです。
今回はオーダーの種類を知っていれば、迷った時に役立つよ 的な内容でお届けいたしました!!
(*^-^*)